こちらの記事では、タッチパネルにおけるUIの重要性について紹介しています。UIの概要やなぜ重要なのかといった点に加えて、タッチパネルのUIデザイン事例についてまとめていますので、ぜひチェックしてみてください。
なぜタッチパネルにおいてUIが重要なのか
「UI(User Interface)」とは、製品やサービスとユーザーの間をつなぐ役割を持つものです。例えば企業で書類をコピーしたいと考えたときには、複合機に搭載されているタッチパネルやボタンといったUIを通じ、コピー作業を行います。このように、UIは私たちの生活に身近なものであるといえます。
サービスや製品を考えるときには、UIは非常に重要な要素となります。これは、UIの機能やデザインによって、ユーザーがその商品やサービスを受け入れるかどうかが決まってくるためです。例えばいくら優れた性能の製品だったとしても、使いにくい・デザイン性が低いUIの場合はユーザーから選ばれない可能性があります。また、一度導入された製品やサービスでも、使いにくいUIの場合は継続して利用してもらうことは難しいでしょう。
このように、優れたUIを提供することは、製品やサービスを提供する上で重要です。そのためにも、「情報が過不足なく表示されている」「見やすい構成」「操作が容易」という点を考えながらデザインしていくことが大切です
タッチパネルのUIデザイン事例
株式会社ディ・エム・シー
株式会社ディ・エム・シーが提供する産業用コンピュータ「EMシリーズ(タッチパネルコンピュータ)」は、同社の作画ソフトウェア「InfoSOSA BUILDER」を使用できます。こちらのソフトは非常にシンプルなUIとなっている点が特徴。例えば、ワークスペースはプロジェクトが一目でわかるように構成されており、そこにパーツを貼り付けるだけで画面データ作成が行えます。このように簡単に操作できることから、作業もスピーディーに行えます。
参照元:株式会社ディ・エム・シー(https://www.dush.co.jp/product/software/infososa-builder/)
株式会社フォノグラム
株式会社フォノグラムでは、迷わずに使用できるUI設計が特徴の「大画面カラータッチパネル」を提供しています。同社は、「製品理解」「ターゲットの特性」「他社製品の調査」という3つの観点から現状分析を行った上で、設計とUIのデザインを実施。情報を絞ったシンプルな説明とはっきりとした画面変化、そして高齢の方でも直感的に使用できるようにわかりやすいデザインといった点を重視して設計を行い、利用しやすいUIを提供しています。
参照元:株式会社フォノグラム(https://www.phonogram.co.jp/works/2014/09/post-97.html)
産業用タッチパネルメーカー3社
耐久性や環境適応性に優れ、工場や屋外使用でも安心。互換性も高く予算に合わせた開発提案が可能。
- 工場FA機器
- 重機
- 屋外標識
- 倉庫用ロボット
など
高機能フィルムの開発が得意で、これまで難しかったITOフィルムの大型化に成功。最大65インチ対応で様々な表現が可能に。
- サイネージ
- フロアガイド
- アーケードゲーム
など
抗菌・抗ウイルス機能付き機能や写像性を高めるニュークリアフィルムを開発し、衛生的で快適な操作性を実現。
- 検査機器
- 臨床現場
- 美容成形
など