産業用タッチパネルを製造しているメーカー「パナソニック インダストリー株式会社」を紹介します。対応している製造方式や製品ラインアップ、サポート体制などの基本情報をまとめているので、ぜひ参考にしてください。
パナソニック インダストリーのタッチパネルの特長
抵抗膜方式の産業用タッチパネルを製造
パナソニック インダストリー株式会社では、主に抵抗膜方式の産業用タッチパネルを取り扱っています。4線式抵抗膜方式タッチパネルは、フィルム/ガラス構造の産業用タッチパネル。標準は7インチで、スムーズなフリック操作ができる「フェザータッチ感覚」を強みとしています。また、この製品はカスタム対応品であり、ユーザーの細かな要望に合わせて仕様を細かく変更することが可能です。
パナソニックインダストリーの対応方式
- 抵抗膜方式
- 投影型静電容量方式
- 表面型静電容量方式
パナソニックインダストリー株式会社の製品ラインアップ
パナソニック インダストリー株式会社では、主に抵抗膜方式の産業用タッチパネルを取り扱っています。
4線式抵抗膜方式タッチパネル
| 方式名 | 抵抗膜方式 |
|---|---|
| 提供タイプ | タッチパネルセンサ |
フィルム/ガラス構造の産業用タッチパネル。標準は7インチで、スムーズなフリック操作ができる「フェザータッチ感覚」を強みとしています。また、この製品はカスタム対応品であり、ユーザーの細かな要望に合わせて仕様を細かく変更することが可能です。
主な特長
- フェザータッチ感覚
- RoHS対応
- カスタマイズ対応
GT02L
| 方式名 | 不明 |
|---|---|
| 提供タイプ | タッチパネルセンサ |
パナソニック インダストリー株式会社が「タッチパネルのエントリーモデル」と位置づけている産業用タッチパネル。スイッチや文字・ボタンを自由にレイアウトでき、操作盤面の小型化に貢献します。
主な特長
- miniUSBインターフェース標準搭載
- 縦置き表示可能
- グラフ、流れ表示機能
LP-ADP50
| 方式名 | 不明 |
|---|---|
| 提供タイプ | タッチパネルセンサ |
パナソニック インダストリー株式会社が取り扱っている、タッチパネルコンソール。タッチパネル付きカラー液晶ディスプレイで、IP54の保護構造を持っています(ケーブルのコネクタ部除く)。また、オプションでレーザーマーカーや2次元コードリーダと組み合わせ可能です。
主な特長
- IP54対応
- 他製品との組み合わせ可能
GT02
| 方式名 | 不明 |
|---|---|
| 提供タイプ | タッチパネルセンサ |
モノクロ液晶タイプの産業用タッチパネル。LEDバックライトは3色表示が可能で、設備の状況をわかりやすく表示することが可能です。また、SDメモリカードを使ったやり取りにも対応しています。
主な特長
- SD/SDHCメモリカードスロット(※CLASS10 最大32GB)
- miniUSBインターフェース
- IP67対応
求める環境や条件に対して、よりすぐれた耐性や特性を備えた「品質」
求める条件に対して、より適切なカスタマイズやチューニングができる柔軟なカスタマイズやサポートといった「対応力」
求められる特性や起こりうる不具合を熟知した「実績」
これらの「総合力」を備えているメーカー選びが自社商品の優位性を高めることにつながります。
パナソニック インダストリー株式会社とは
パナソニックグループでデバイス領域を担当
パナソニック インダストリー株式会社は、パナソニックグループが持株会社制に移行するにあたって誕生した、“デバイス領域”を担当する事業会社です。コネクタや産業用モーター、フィルムコンデンサなど、BtoB向けのビジネスを行うことが特長です。
スローガン「Your Committed Enabler」には、自社の持つデバイステクノロジーで顧客に寄り添い、顧客の成長はもちろん、社会変革をリードするという意思が込められています。
パナソニックインダストリーのサポート
パナソニック インダストリー株式会社の公式サイトでは、FAQはもちろんのこと、目的別のサポートに関する各種情報も掲載しています。また、技術相談窓口も設置しているので、困った際はお電話またはメールで相談することをおすすめします。
会社情報
| 会社名 | パナソニック インダストリー株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府門真市大字門真1006番地 |
| 設立/創立年 | 2022年4月1日 |
| 事業内容 | 電気部品・電子部品・制御機器・電子材料等の開発・製造・販売 |
| 問合せ先 | 0120-394-205(FA技術サポート相談窓口) |
| 公式サイト | https://www3.panasonic.biz/ac/j/control/touch-panels/touch-panels/resistive_4wire/index.jsp |
産業用タッチパネルメーカー3社

耐久性や環境適応性に優れ、工場や屋外使用でも安心。互換性も高く予算に合わせた開発提案が可能。
- 工場FA機器
- 重機
- 屋外標識
- 倉庫用ロボット
など

高機能フィルムの開発が得意で、これまで難しかったITOフィルムの大型化に成功。最大65インチ対応で様々な表現が可能に。
- サイネージ
- フロアガイド
- アーケードゲーム
など

抗菌・抗ウイルス機能付き機能や写像性を高めるニュークリアフィルムを開発し、衛生的で快適な操作性を実現。
- 検査機器
- 臨床現場
- 美容成形
など
2023年1月20日時点で「産業用 タッチパネルメーカー」でGoogle検索し100位までに公式サイトが表示されるメーカーのうち、産業用タッチパネル製造に関する情報が明確であるメーカー21社を紹介しています。
その中で、総合力に関する「品質」「対応力」「実績」に関する情報が明確に公式サイトに記載されているメーカーの中から業界ごとにおすすめできる特徴をもつ3社をピックアップ。
ディー・エム・シー:耐久性や環境対応性が高く、製造業や建設業などの過酷な環境下でも機能性を損なわない
グンゼ:最大65インチまで対応する大型パネルを生産しており、広告などの表現力が重要なシーンに適する
FCLコンポーネント:抗菌機能や写像性を高めるフィルムを開発し、衛生条件の厳しい医療や食品加工での使用向き。