産業用タッチパネルを製造しているメーカー「タッチパネル研究所」を紹介します。対応している製造方式や製品ラインアップ、サポート体制などの基本情報をまとめているので、ぜひ参考にしてください。
タッチパネル研究所のタッチパネルの特長
多様なタッチパネルを提供
株式会社タッチパネル研究所では、抵抗膜方式静電容量方式、赤外線方式、超音波表面弾性波方式と4種類の産業用タッチパネルを製造しています。シンプルなデザインで、どんな用途にも対応できるのが抵抗膜式タッチモニター。抵抗膜式は、爪でも指でも手袋でも操作が可能なタイプです。タッチパネル研究所は、標準的なサイズの製品に加えて、カスタマイズにも対応できる体制を整えています。
タッチパネル研究所の対応方式
- 抵抗膜方式
- 投影型静電容量方式
- 赤外線方式
- 超音波表面弾性波方式
タッチパネル研究所の製品ラインアップ
タッチパネルやタッチモニター、タッチモジュール・LCDモジュールと、多岐にわたる産業用タッチパネル関連製品を取り扱っています。赤外線方式のINFRAREDは、大型かつマルチタッチ操作を求める環境に適した産業用タッチパネル。標準サイズはもちろん、異形サイズなどのカスタマイズにも対応し、半屋外で使用できるタイプの取り扱いもあります。
INFRARED
方式名 | 赤外線方式 |
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提供タイプ | タッチパネルセンサ |
大型かつマルチタッチ操作を求める環境に適した産業用タッチパネル。標準サイズはもちろん、異形サイズなどのカスタマイズにも対応しています。また、半屋外で使用できるタイプの取り扱いもあります。
主な特長
- 大型でマルチタッチ可能
- 柔軟なカスタム対応
- 半屋外で使用できるタイプあり
PCAP
方式名 | 投影型静電容量方式 |
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提供タイプ | タッチパネルセンサ |
スマートフォンやタブレット等で用いられる産業用タッチパネル。軽いタッチ感とデザイン性を両立できることから、現代におけるタッチパネルの主流となっているモデルです。なお、利用前には調整作業が必要です(導入時に調整が受けられます)。
主な特長
- 操作性とデザイン性を両立
- フルフラット形状に対応
- 環境に合わせたカスタム・調整
SAW
方式名 | 超音波表面弾性波方式 |
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提供タイプ | タッチパネルセンサ |
タッチエリアに加工が施されていないことから、ディスプレイ画質の劣化を最小限に抑えられる産業用タッチパネル。耐久性に優れており、ディスプレイに多少の傷が入ってもタッチ機能が失われることはありません。
主な特長
- ガラスの透明度を活かした仕様
- 耐久性に優れる
- 濡れた手にも反応
RESISTIVE
方式名 | 抵抗膜方式 |
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提供タイプ | タッチパネルセンサ |
爪や指はもちろん、手袋越しでもタッチできるほど、操作の安定性に優れた産業用タッチパネル。コスト面で優れており、多くの分野で活用されています。
主な特長
- 手袋越しのタッチにも反応
- コストパフォーマンス良し
- 柔軟なカスタム対応
求める環境や条件に対して、よりすぐれた耐性や特性を備えた「品質」
求める条件に対して、より適切なカスタマイズやチューニングができる柔軟なカスタマイズやサポートといった「対応力」
求められる特性や起こりうる不具合を熟知した「実績」
これらの「総合力」を備えているメーカー選びが自社商品の優位性を高めることにつながります。
株式会社タッチパネル研究所とは
「タッチパネルのデパート」を目指して
株式会社タッチパネル研究所は、各種産業用タッチパネルの製造販売および輸入販売をメイン事業とする会社です。「タッチパネルに関しては何でも」を社是として、タッチパネルに関連する商品を何でも取り扱う「タッチパネルのデパート」を目指して活動しています。
開発者目線に立った提案を強みとしており、案件によっては1台からのカスタムに対応するなど、柔軟な対応に定評がある企業です。
タッチパネル研究所のサポート
株式会社タッチパネル研究所では、取り扱っている製品すべてに対して出荷前検査を実施し、可能な限りトラブルを回避できるようにしています。そのうえで、納品から1ヶ月以内の初期不具合は無償交換するなど、万が一の場合には速やかに代替製品を用意する体制を整えています。
会社情報
会社名 | 株式会社タッチパネル研究所 |
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所在地 | 東京都八王子市散田町5-27-19 |
設立/創立年 | 1998年5月 |
事業内容 | ・抵抗膜式タッチパネル・センサの製造販売 ・静電容量式タッチパネル・センサの製造販売 ・赤外線方式タッチパネル・センサの製造販売 ITOフィルム、OCAフィルム、保護フィルム、銀インキなどのタッチパネル用材料の販売 タッチパネルの技術指導 |
問合せ先 | 042-666-6686 |
公式サイト | https://touch-monitor.jp/product |
産業用タッチパネルメーカー3社

耐久性や環境適応性に優れ、工場や屋外使用でも安心。互換性も高く予算に合わせた開発提案が可能。
- 工場FA機器
- 重機
- 屋外標識
- 倉庫用ロボット
など

高機能フィルムの開発が得意で、これまで難しかったITOフィルムの大型化に成功。最大65インチ対応で様々な表現が可能に。
- サイネージ
- フロアガイド
- アーケードゲーム
など

抗菌・抗ウイルス機能付き機能や写像性を高めるニュークリアフィルムを開発し、衛生的で快適な操作性を実現。
- 検査機器
- 臨床現場
- 美容成形
など
2023年1月20日時点で「産業用 タッチパネルメーカー」でGoogle検索し100位までに公式サイトが表示されるメーカーのうち、産業用タッチパネル製造に関する情報が明確であるメーカー21社を紹介しています。
その中で、総合力に関する「品質」「対応力」「実績」に関する情報が明確に公式サイトに記載されているメーカーの中から業界ごとにおすすめできる特徴をもつ3社をピックアップ。
ディー・エム・シー:耐久性や環境対応性が高く、製造業や建設業などの過酷な環境下でも機能性を損なわない
グンゼ:最大65インチまで対応する大型パネルを生産しており、広告などの表現力が重要なシーンに適する
FCLコンポーネント:抗菌機能や写像性を高めるフィルムを開発し、衛生条件の厳しい医療や食品加工での使用向き。