オフィスでは多様なシーンでタッチパネルが活用されています。ここでは、業務関連と業務外に分けて、タッチパネルの活用事例を紹介します。
業務関連
コピー機

コンビニエンスストアなどに設置してあるマルチコピー機にもタッチパネルは活用されています。マルチコピー機は、コピーや印刷だけでなく、ファックス、チケットの購入、資格試験の申し込みなど、機能の多様化が進んでいることが注目点です。
このような幅広い機能を、ユーザーがスムーズに使いこなすには、タッチパネルでの直感的な操作が必要。コピー機では抵抗膜方式の中でも軽いタッチのものがおすすめです。
会議室用大型ディスプレイ
社内のメンバーや取引先とwebでの会議やミーティングをする機会が増えています。このような多様化する会議スタイルに、タッチパネルディスプレイは大変便利です。タッチパネルディスプレイは、タッチパネルを組み合わせた業務用ディスプレイ。大きなサイズのタッチパネルは、ホワイトボードにかわる会議室のディスプレイとして、多くの会社に導入されています。 ペンで書き込める機能や、パソコンをワイヤレスでつなげる機能があるタッチパネルディスプレイなら、スムーズな会議の進行が可能です。会議室の広さに合わせた画面サイズや解像度、設置方法などに注意して、会議用大型ディスプレイを選びましょう。
業務外
入退出管理
ビルやオフィスの入退室を管理する端末には、タッチパネルが活用されています。タッチパネルが搭載されているタイプでは、画面上のガイダンスに従って暗証番号を入力、IDカードをかざすなどの作業が直感的に行えます。不特定多数が利用したり、大きな画面が不要だったりする場合は、堅牢性の高い小型の静電容量方式/span>がおすすめです。
自動販売機

オフィスコンビニなど、オフィスでの自動販売機では、食品や雑貨など多様な商品を簡単に購入することができ、そこにタッチパネルが活用されています。
オフィスでの自動販売機では、軽いタッチでスマホのような操作感があり、薄くて耐久性がある静電容量方式がおすすめです。
そのほか
会議やお客様への説明用のタブレットPC、タッチパネル形式のパソコンなど、オフィスにはタッチパネルが搭載された多様な機器が見られます。近年多く見られるのが、電子的な表示機器を使って情報を発信するデジタルサイネージ。公共スペースのインフォメーション端末には、15インチから大きいものでは50インチ超のタッチパネルが使用されています。常に不特定多数に使用されるため、堅牢性の高いタッチパネルが採用されることが多くなっています。
- 電子カルテや検査機器など医療用のタッチパネルの活用例を見る
- ATMやPOSシステムなど店舗・サービス分野のタッチパネル活用例を見る
- カーナビや券売機など鉄道・自動車分野のタッチパネル活用例を見る
- FA生産設備・操作表示機など製造・工場関連のタッチパネル活用例を見る
- カラオケ機器など公共施設・娯楽施設分野のタッチパネル活用例を見る
産業用タッチパネルメーカー3社

耐久性や環境適応性に優れ、工場や屋外使用でも安心。互換性も高く予算に合わせた開発提案が可能。
- 工場FA機器
- 重機
- 屋外標識
- 倉庫用ロボット
など

高機能フィルムの開発が得意で、これまで難しかったITOフィルムの大型化に成功。最大65インチ対応で様々な表現が可能に。
- サイネージ
- フロアガイド
- アーケードゲーム
など

抗菌・抗ウイルス機能付き機能や写像性を高めるニュークリアフィルムを開発し、衛生的で快適な操作性を実現。
- 検査機器
- 臨床現場
- 美容成形
など
2023年1月20日時点で「産業用 タッチパネルメーカー」でGoogle検索し100位までに公式サイトが表示されるメーカーのうち、産業用タッチパネル製造に関する情報が明確であるメーカー21社を紹介しています。
その中で、総合力に関する「品質」「対応力」「実績」に関する情報が明確に公式サイトに記載されているメーカーの中から業界ごとにおすすめできる特徴をもつ3社をピックアップ。
ディー・エム・シー:耐久性や環境対応性が高く、製造業や建設業などの過酷な環境下でも機能性を損なわない
グンゼ:最大65インチまで対応する大型パネルを生産しており、広告などの表現力が重要なシーンに適する
FCLコンポーネント:抗菌機能や写像性を高めるフィルムを開発し、衛生条件の厳しい医療や食品加工での使用向き。