ディ・エム・シー(DMC)

目次

産業用タッチパネルを製造しているメーカー「株式会社ディ・エム・シー(DMC)」を紹介します。対応している製造方式や製品ラインアップ、サポート体制などの基本情報をまとめているので、ぜひ参考にしてください。

ディ・エム・シー(DMC)のタッチパネルの特長

+αを施した製品を取り扱う

ディ・エム・シーでは、タッチパネル単体はもちろんのこと、タッチパネルコントローラーやカバーガラスタッチパネルなど、「+α(アルファ)」を施した製品を多数取り扱っています。LSTシリーズは、まるでスマートフォンを操作するかのような軽いタッチ感の4線式抵抗膜式タッチパネル。独自開発された軽荷重センサーおよびジェスチャーが特長で、直感的な操作が可能です。

ディ・エム・シー(DMC)の対応方式

  • 抵抗膜方式
  • 投影型静電容量方式

ディ・エム・シー(DMC)の製品ラインアップ

ディ・エム・シーでは、タッチパネル単体はもちろんのこと、タッチパネルコントローラーやカバーガラスタッチパネルなど、+αを施した製品も多数取り扱っています。
抵抗膜方式と静電容量方式のタッチパネルを提供。フィルムやガラスが多層構造になっており、薄くて軽くても高い堅牢性を持った製品も揃っています。また強化ガラスが施されたり、温度変化に強かったりと耐環境性や耐久性の高い製品が見つかります。

LSTシリーズ

方式名 抵抗膜方式
提供タイプ タッチパネルセンサ

まるでスマートフォンを操作するかのような軽いタッチ感を実現した、4線式の抵抗膜式タッチパネル。独自開発された軽荷重センサーおよびジェスチャーが特徴で、直感的な操作が可能です。

主な特長

  • スマートフォンのような軽い捜査官
  • 環境耐性が高い
  • フィルムの種類が選べる

DUS-Aシリーズ

方式名 投影型静電容量方式
提供タイプ タッチパネルセンサ

2枚のガラスをぴったり貼り合わせた構造の産業用タッチパネル。フィルム構造のタッチパネルに比べて、衝撃や紫外線への耐久性能が高いのが強みです。7w〜32wと幅広いサイズから選択可能です(受注生産のモデルあり)。

主な特長

  • 衝撃や紫外線に強い
  • 手袋越しのタッチにも反応
  • 耐温度性能

DUS-F

方式名 投影型静電容量方式
提供タイプ タッチパネルセンサ

薄さ・軽さに強みを持つフィルムタッチパネルをベースに作られた、カバーガラスタッチパネル。同じく薄いITOフィルムセンサーを採用しているため、カバーガラスを付けても薄く軽いのが特徴で、隙間の少ない機器でも対応しやすくなっています。

主な特長

  • フィルム2層構造
  • ジェスチャー対応
  • 強化ガラス採用

DFSシリーズ

方式名 投影型静電容量方式
提供タイプ タッチパネルセンサ

薄くて軽いライトガラスを貼り合わせた構造が特徴的な産業用タッチパネル。ガラスは薄くても耐久性があり、紫外線の影響を受けやすい環境下にも採用可能です。

主な特長

  • ガラス2層構造
  • マルチタッチ・ジェスチャー対応
  • 手袋越しのタッチにも反応

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求める環境や条件に対して、よりすぐれた耐性や特性を備えた「品質」
求める条件に対して、より適切なカスタマイズやチューニングができる柔軟なカスタマイズやサポートといった「対応力」
求められる特性や起こりうる不具合を熟知した「実績」
これらの「総合力」を備えているメーカー選びが自社商品の優位性を高めることにつながります。

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株式会社ディ・エム・シー(DMC)とは

多品種少量生産、長期安定供給第一

株式会社ディ・エム・シーは、産業用タッチパネルおよび関連製品の開発・製造・販売を専門に手がけているメーカーです。創業以来「多品種少量生産」、そして「長期安定供給第一」のビジネスモデルを貫き、タッチパネルに関するさまざまなニーズに応えられるように事業を拡大させています。

取り扱っているタッチパネルに関しても、時代のニーズを絶えずキャッチ。長年培った「抵抗膜方式」のノウハウを活かし、さらなる新製品の開発や販路拡大へとつなげています。

ディ・エム・シー(DMC)のサポート

公式サイト上にサポートページを設けており、FAQや仕様書など、タッチパネルを活用するうえで必要となる各種資料をアップしています。ドライバやアプリなどのソフトも紹介しているので、情報収集に役立ちます。

会社情報

会社名 株式会社ディ・エム・シー
所在地 東京都港区高輪2-18-10 高輪泉岳寺前ビル11F
設立/創立年 1973年(昭和48年)2月20日
事業内容 タッチパネル及び同関連機器の開発製造販売
問合せ先 03-6721-6731(国内営業/販売企画)
公式サイト https://www.dush.co.jp/

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製造・建設などの現場向け
ディ・エム・シー
ディ・エム・シー
引用元URL:株式会社ディ・エム・シー公式サイト(https://www.dush.co.jp/product/touchscreen/)
特徴

耐久性や環境適応性に優れ、工場や屋外使用でも安心。互換性も高く予算に合わせた開発提案が可能。

たとえば
  • 工場FA機器
  • 重機
  • 屋外標識
  • 倉庫用ロボット
  • など

アミューズメント・広告向け
グンゼ
グンゼ
引用元:グンゼ株式会社公式サイト(https://www.gunze.co.jp/denzai/)
特徴

高機能フィルムの開発が得意で、これまで難しかったITOフィルムの大型化に成功。最大65インチ対応で様々な表現が可能に。

たとえば
  • サイネージ
  • フロアガイド
  • アーケードゲーム

など

医療・食品産業向け
FCLコンポーネント
FCLコンポーネント(旧富士通コンポーネント)株式会社
引用元:公式サイト(https://www.fcl.fujitsu.com/products/touch-panels/)
特徴

抗菌・抗ウイルス機能付き機能や写像性を高めるニュークリアフィルムを開発し、衛生的で快適な操作性を実現

たとえば
  • 検査機器
  • 臨床現場
  • 美容成形

など

【選定条件】
2023年1月20日時点で「産業用 タッチパネルメーカー」でGoogle検索し100位までに公式サイトが表示されるメーカーのうち、産業用タッチパネル製造に関する情報が明確であるメーカー21社を紹介しています。
その中で、総合力に関する「品質」「対応力」「実績」に関する情報が明確に公式サイトに記載されているメーカーの中から業界ごとにおすすめできる特徴をもつ3社をピックアップ。
ディー・エム・シー:耐久性や環境対応性が高く、製造業や建設業などの過酷な環境下でも機能性を損なわない
グンゼ:最大65インチまで対応する大型パネルを生産しており、広告などの表現力が重要なシーンに適する
FCLコンポーネント:抗菌機能や写像性を高めるフィルムを開発し、衛生条件の厳しい医療や食品加工での使用向き。