鉄道・自動車用でのタッチパネルの活用事例を紹介します。鉄道は券売機やロッカー、運転台など、自動車ではガソリンスタンド・EV充電器やカーナビなど、多様な場面で見られるタッチパネルについての事例を参考に導入を検討してみましょう。
鉄道
券売機
駅で乗車券の購入やICカードのチャージができる券売機では、タッチパネルが活用されています。ボタン表示が大きくて見やすいもの、目的地を選ぶと購入できるものなど、高いユーザビリティを実現したタッチパネル端末が増えています。
不特定多数が利用する頻度が多いため、見栄えが良く堅牢性に優れた静電容量方式がおすすめです。
駅のロッカー
駅に設置されているコインロッカーでも、タッチパネルが活用されています。空いているロッカーの検索や、支払い・取り出し操作などを簡単に行うことが可能。不特定多数が利用する頻度が多い場合、清掃が簡単で清潔を維持できる静電容量方式がおすすめです。
運転台
電車の運転席には、タッチパネル付き液晶パネルが搭載されています。各車両ドアの開閉状態の確認や、空調・照明の調節、車内案内表示装置の設定など。タッチパネルが導入されることにより、様々な機能を1台の画面内で操作でき、運転席の省スペース化に役立っています。
自動販売機
乗車券・特別急行券などの券類を売る自動販売機でも、タッチパネルは使われています。切符の行き先や列車の種類によって、複数の種別を1台で販売でき、商品別で案内情報の表示やメニューの頻繁な入れ替え、価格改定などを容易に行うことができます。 駅では不特定多数の人が触ったり、酔っ払いが触る可能性から、乱暴に扱われる可能性もあります。このため、堅牢性の高い丈夫なタッチパネルがおすすめです。
自動車
ガソリンスタンド・EV充電器
ガソリンスタンドや電気自動車充電スタンドには、タッチパネルが搭載されています。表示されるガイダンスに沿ってタッチパネルを操作すればよいので、初めてでも容易に作業できます。直射日光が当たるような屋外や半屋外に設置する場合は、紫外線や耐候性のある静電容量方式のタッチパネルがおすすめです。
カーナビ
カーナビにはタッチパネルが活用されています。多くの機能を1台の画面内で操作できるので、運転に集中しつつ多くの情報を得ることが可能。カーナビのタッチパネルは、指で軽く触れただけで操作を検知する静電容量式タッチパネルが主流です。
スマートフォンやタブレット端末でも静電容量方式が使用されていますが、カーナビの操作感覚はスマホに近づいています。
特殊車両
特殊業務用車両には、タッチパネルが搭載されています。特殊業務用車両は、用途に応じて様々な設備が搭載されているため、タッチパネルで直感的に操作することにより、迅速な業務の遂行が可能になります。 抵抗膜方式マルチタッチタイプを導入すれば、シフトキー操作による誤操作防止につながり、より安全性の高いインタフェースの構築が可能になるでしょう。
そのほか
バスや空港、鉄道などの交通案内サイネージには、タッチパネルが活用されています。タッチ操作で乗り場までのコースや、路線情報、時刻表などを瞬時に検索できるので大変便利です。
交通案内サイネージでは、20~55インチの大型サイズのタッチパネルが一般的。不特定多数が扱うので、厚いカバーガラスを貼ることなど、堅牢性を高めたパネルがおすすめです。
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産業用タッチパネルメーカー3社
耐久性や環境適応性に優れ、工場や屋外使用でも安心。互換性も高く予算に合わせた開発提案が可能。
- 工場FA機器
- 重機
- 屋外標識
- 倉庫用ロボット
など
高機能フィルムの開発が得意で、これまで難しかったITOフィルムの大型化に成功。最大65インチ対応で様々な表現が可能に。
- サイネージ
- フロアガイド
- アーケードゲーム
など
抗菌・抗ウイルス機能付き機能や写像性を高めるニュークリアフィルムを開発し、衛生的で快適な操作性を実現。
- 検査機器
- 臨床現場
- 美容成形
など